真夏日が続き、飼い犬と少しお散歩をするだけでも汗がダクダクになります・・・。
気がつくと犬もひっくり返って寝ているので、犬にとっても今年の夏は尋常ではないのでしょうね・・・。
皆様もしっかり水分補給して下さいね。

さて、第12回薬薬連携勉強会に参加してきました!

今回は「経腸栄養と胃瘻(※1)を考える」というテーマで、
田無病院院長 丸山道夫先生に講義をして頂きました。

まず、静脈栄養や経鼻チューブなど経口以外の栄養を摂取する方法について学びました。
今は食道からも入れるチューブがあるのだとか・・・。
さらにPEG(※2)や手技の仕方も教えて頂きました。
普段、手技や部品の交換の仕方などはあまり見ることがないので、とても勉強になりました。

経腸栄養は胃や腸に直接栄養を送れるので、消化管の働きを維持することができるのは大きなメリットです。
実際に静脈栄養から経腸栄養に切り替えたことで症状も良くなった事に加え、QOLも上がって患者さんの顔もどんどん笑顔になっていた症例も見せて頂きました。

この栄養シリーズで繰り返し出ていたフレーズですが、
「when the guts works,use it!(腸が働いているなら腸を使おう!)」
まさしく経腸栄養は第二の口であることが言えるかもしれませんね

全3回による栄養シリーズも今回で終わり、次回からは在宅シリーズになります。
勉強会に参加すると国家試験で学んだことがまだほんの一部であることを感じます。

薬剤師になってもまだまだ勉強し続けなければいけませんね!

※1 胃瘻:口から十分に栄養が取れない患者さんのために、おなかの壁と胃の壁を通すときに出来る小さな穴のこと
※2 PEG:胃瘻に通すチューブの事

南町調剤薬局 内田